Linuxのenvsubstコマンドは「ファイルに環境変数を埋め込んで表示する」コマンドです。
これだとわかりにくいので、具体例を見てみましょう。
test1.tmlというファイルがあります。
入力された言葉は「${str}」です。
以下のようなコマンドを実行すると
str=こんにちは export str envsubst < test1.tml
以下のように表示されます。
入力された言葉は「こんにちは」です。
ちなみにexport文を実行しないと、strは環境変数ではなくシェル変数となります。
シェル変数はenvsubstコマンドでは参照できないので、export文を実行しなければ出力は以下のようになります。
入力された言葉は「」です。