Dockerfileにおいてコピーコマンドは
COPY path1 path2
と書きます。
この記事では、パスの書き方について説明します。
path1について
path1はホスト上でのパス、つまりDockerfileからDockerイメージを作成しようとしているマシン上でのパスです。
path1は、Dockerfileが存在するパスからの相対パスとなります。
絶対パスを使うことはできません。また、Dockerfileが存在しているより上の階層のパスを指定することもできません。
path2について
path2はコンテナ上でのパス、つまり、作成されるDockerイメージを元に立ち上がったコンテナ上でのパスになります。
path2は、コンテナ上での絶対パスまたは相対パスになります。
Dockerfileにおいて、COPYコマンドの前にWORKDIRコマンドなどを実行してディレクトリを移動している場合は、そのディレクトリからの相対パスを使うことができます。