phpの設定ファイルについて説明します。
php.ini
phpの全体的な動作を設定するファイルです。たとえば文字コードなどを設定しています。
phpをインストールした段階で配置されるのが普通で、パスを確認するには以下を実行します。
php --ini
ちなみにサーバーでphpを使う場合、php.iniの場所はhttp.confにおいて
PHPIniDir "{php.iniのパス}"
と記述することで指定できます。
php-fpm.conf
php.iniとは違い、サーバーでphpを使う場合のプロセスなどの設定ができます。
/etc/php-fpm.conf
だけでなく、/etc/php-fpm.d/*.conf
の内容も反映されます。
たとえば、何も設定しなければ、リクエストが来るたびにプロセスを作成し、終了後に破棄して、というようなことを繰り返しますが、これを、プロセスを使い回すように設定できたりします。
なお、Apacheではphp-fpmは使わなくても大丈夫です。
ただし、リクエストが多いサーバーなどでは、使うことでパフォーマンスを良くできたりします。